私は…幸せにはなれない
私は駿河 晴奈(するが はるな)

私はこの八年間

私以外の人は

誰一人信じられなかった…

ここから長い話になる



*******

私は小学校一年生の時に

いじめられていた…

そこまでヒドイいじめではなかっただろう

でも

小学生の私には

とてもヒドイものだったのだろう…

目の前で悪口を言われたり

話しかけると

無視されるというものだった

今の私ならぜんぜん

平気な事だ

あの時はまだ

小さくて弱かったから…

あの時はまだ耐えられた…

小学校六年生の時

私はバスケをやっていた

時々仲間割れすることがあった

凄く純粋で良い人たちと

私をいじめてた人

と別れた…

私はもちろん純粋で良い人

と一緒にいたかった…

だけど

そっちに行ったら

また

いじめられるんじゃないかって

不安がいっぱいだった…

その人はクラスでも

評判は悪かった…

この人にまたいじめられるか

反対かわの人達に嫌われるか

の二卓だった…

過去の事がトラウマで

私は

いじられた子のところに

ついていった…

案の定

反対側の人達に嫌われた…

でも

もういじめにあわなくてすむと

思ってた…

ある日

両方から裏切られたんだ…

悲しくて悲しくて…

助けを求めても

誰もいない…

一人だった

頼れる友達もいない…

孤独だった…

私は中学一年生まで

誰も信じようとは

しなかった…

信じるのが

怖くて…怖くて…

私は誰にも言えない

悩みをずっと

胸にしまいこんでいた…

何回、何百回

思っただろう…

私は…幸せにはなれない…

ってね…


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