小さな小さな恋物語
-崇-



俺はぼーっとしながら教室に残っていた。


俺のおもちゃ(からかうと面白いから)である智流がいないからだ。



とうとう、アイツにも好きな人が出来るとはね。


というか、智流って誰を好きになったんだ?


いろんな女の子を思い出しては違う違うと智流の好きな人を探し当てていた。


すると、俺を呼ぶ声がした。



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