僕、男の子なのです☆






―――僕の家は茶道の名門だった。



僕は幼い頃から茶道に関することを教えられ朝から晩まで稽古だった。



そして僕は親の言いつけの通り友達も作らず勉学に励んだ。



けど、



僕より茶道に習いに来ている女性がいて、その子の方が才能あることから僕は親に一度捨てられた。



捨てられたというより…



呆れられたかな。


今までの努力なんてなにもなかったかのように見られ、僕はもう相手にされなかった。



そして後にその子が僕と僕の家の財産目当てだったと言う事がわかりまた、後継者の目は僕に移された。


そして僕はまた親に縛られながらほんの少しの自由の中過ごしてる。


僕はきっと怖いんだ…


今が壊れていきそうで…―――










力哉side*end






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