ー美し桜と乱れし鬼ー
どうしよっか…。


里奈は私が拒絶して、今不機嫌だし…。



その辺の友達でも、連れていこうかな。




そう思って階段を降りていた。



でも、前方不注意。



前からふざけている男子に気づかなかった。



「でさー…ぅわっ!」



「きゃっ⁉」



ぶつかった男子と肩が思い切りあたり、足がもつれてしまった。



私は踏み外して、階段から床へ真っ逆さま。


やばっ…、死ぬっ!!



< 8 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop