唖然としている私に、ルーム長が更に畳み掛ける。

「あんたみたいな問題児に うろちょろされたら、椎名君だって迷惑でしょうよ。」

――問題児。

それって、友達が少ないって事……?

「その綺麗な顔で媚び売ってさ。調子に乗ってんじゃないわよ!!」

――あぁ……だから私、自分の顔が嫌いなんだってば。

どうして解ってくれないの?

私は只、翔織が好き。

それだけなのに。

「もし まだ椎名君に近付くなら、只じゃおかないからね!!」

――お願い、止めて……。

「いじめてやるから!!」

その言葉に、辛い記憶がフラッシュバックする。

そう、私は。















小学生の時から ずっと、いじめられて来た。















< 95 / 189 >

この作品をシェア

pagetop