幼なじみと一途な恋愛



俺は気を紛らわすように、イヤホンでまた音楽を聴き始めた。



しばらくして、高速道路のパーキングエリアに着いた。



「燈弥、トイレいくか?」

「あー、平気」




ずっと座りっぱなしだから背中やらが痛くなってきたけど、今俺が動いたらまりあが起きるだろうし。




「じゃあ何か買ってくるよ。何がいい?」

「昼飯?」


「そう」




何がいいかな。

簡単に食えるもんがいいよな。



「じゃあパンとか買ってきて。何でもいいから」


「はいよ」




パンだったら何でも美味いしな。



< 164 / 255 >

この作品をシェア

pagetop