【B】(第一夜完結)Love around ※第二夜準備中

7.傷が開く再会-李玖-


早城先生との気の乗らないイタ飯デートの後、
帰宅して自宅で缶ビールを飲みながら、先輩と風深に散々電話越しに愚痴って
酔い潰れた昨日。


お昼近くまで寝倒して目覚めた新生活最初の休日。


あぁ、むしゃくしゃする。
こんな時は、デパートで買い物しなくちゃやってらんない。


もうすぐファンデーションも少なくなってきたし、美容液も買い足さなきゃ。


ごそごそとベッドから這い出して、
私の布団の上で丸まってたアンジュのご機嫌を取って洗面所へと顔を洗いに向かう。


鏡を覗き込んで浮くんだ自分自身を見て溜息を吐き出した。


やっぱりこうなるかぁー。
昨日は苛々してて、メイクすら落とさずに果てちゃったもんなー。


クレンジングを手に取って、メイクを浮かしながら
洗い落として、基礎化粧品を順番に肌へと浸透させていく。

朝の洗顔が終わると、ダイニングの冷蔵庫で手作りのデトックスドリンクを
コップに勢いよく注いでグイっと飲み干すと、再び自分の部屋へと戻った。



だらだらと家で過ごすのも勿体ない気がして、
着替えを済ませてメイクで武装。

今日は休日だから、仕事用のブルー遣いではなく
少しピンク系を使って可愛さを演出。


そのまま愛車の鍵をとって、アンジュを撫でて機嫌を取った後
私は玄関から外へと出掛けた。



向かう先は、行きつけのデパート。

そこのデパートの一階の化粧品コーナーの一角に入っている
お気に入りの化粧品メーカへと一目散に向かう。




「いらっしゃいませ。塔矢さま」


私担当の慣れ親しんだ美容部員さんが、
すぐに丁寧なお辞儀と共に私を招き入れてくれる。


店舗に居るのは私以外に一人。
だけどその人には別の担当が接客してる。


今日は飯塚さんと少しゆっくり話せるかな。


そんなことを思いながら、カウンターへと座った。


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