君の隣で~☆星空☆続編~【完】
そんな頃……
幸せに笑い合ったあの日が嘘だったのかのように
守の鳴り響く携帯と共に、あたし達の夫婦というものにも亀裂が走って来ていた。
守は携帯の音をサイレントにしていて、その行動をあたしは見過ごす事はなかった。
着信ランプが光ると共に
あたしの苛々が同じようにリズムを打つ……。
「また鳴ってる……」
「ああ……」
携帯を取り、会社の人ならすぐにかけ直す。
違う場合はまた手の届かない位置に置く。
そんな不審な行動に腹を立てるあたしは……
守へ気持ちを抱いているからなのだろうか……
それとも、妻としての嫉妬心じゃなく
女としての嫉妬心なのか。
毎日、毎日不審な動きをする守に……
あたしは爆発寸前なギリギリな所で気持ちを押し殺していた。
幸せに笑い合ったあの日が嘘だったのかのように
守の鳴り響く携帯と共に、あたし達の夫婦というものにも亀裂が走って来ていた。
守は携帯の音をサイレントにしていて、その行動をあたしは見過ごす事はなかった。
着信ランプが光ると共に
あたしの苛々が同じようにリズムを打つ……。
「また鳴ってる……」
「ああ……」
携帯を取り、会社の人ならすぐにかけ直す。
違う場合はまた手の届かない位置に置く。
そんな不審な行動に腹を立てるあたしは……
守へ気持ちを抱いているからなのだろうか……
それとも、妻としての嫉妬心じゃなく
女としての嫉妬心なのか。
毎日、毎日不審な動きをする守に……
あたしは爆発寸前なギリギリな所で気持ちを押し殺していた。