桜色、
後悔の始まり
多分あの人はあたしの事が好きで

あたしもあの人の事が好きだった。


それは何をしていても

朝も昼も夜でさえ感じていた事で


あとは言葉だけだった。



この時間が永遠に続けばよかった。



あの人と楽しく話せる時間があるだけで



それだけでいいと思った―――
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