『武士ドルの秘め事~無双の月』


 「………と言うわけなの~(汗)

 なんだと思う?」




 「さあ…?
 知らん!!」




 今朝見た不思議な夢の内容を友人、武田 春信に話して聞かせるものの大きな欠伸をして軽く受け流された…。




 「真面目に聞いてるの?」





 ムカついた私、上杉みかげは春信の腕を掴みけしかけるが…ニマリと悪態ついた笑いをしていきなりキスしようとしてきたので手持ちのカバンでぶっ飛ばし成敗してやった。




 「なんだよ―――!!


 俺に触れたのはそっちだろ―!!!」



 変態めいた事をいいながら叫ぶバカをほっといてスカートの裾を翻し学校の門をくぐった。




 ――ここは…川中島大付属 北信濃学園高等部〈カワナカジマダイフゾク ホクシンノウガクエンコウトウブ〉内の校内‥この春‥私はこの高校に入学し寮生活をしている。






さっきの馬鹿の名前は‥武田 春信 〈タケダハルノブ〉同じくこの学園に入学してきて早々私のイスに座って同じクラスメートの女の子を軟派していたところに遭遇してぶっ飛ばして以来の付き合いで属にいうくされ縁として今日まで至っている。
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