初恋の続きをもう一度【完】



「今すぐに涼晴と別れて、なんて言わないからさ。

あゆみちゃんだって、涼晴のこと好きだもんね」


私はあゆみちゃんを慰めるように言った。


「ありさ?」


涼晴が驚いている。




「・・・・・。


やっぱりありさ先輩ってバカで、お人好しですね!


そんなこと言ったら、一生離しませんよ?」


あゆみちゃんは少し考えたあと、笑いながら言った。


「一生離さないのはちょっと・・・。」



私も笑いながら言った。







< 229 / 269 >

この作品をシェア

pagetop