鞠香の楽園
この地球という世界には まだ知らぬ未知の場所があると言うことを知ってますか。
それは 特定の者しか知らない唯一の場所……。魔法島と呼ばれる島のことを。
魔法。それは限られた者にしか使えない夢のような力。誰でも一度は 夢見たことがあるんじゃ無いだろうか。
でも それは実際に存在し 使えるものだけが到達できる島がある。
それが魔法島である。

「ここが魔法島……!」

わたし 栗鈴鞠香は島についてすぐにその島を見渡した。
島までは魔法でしか来ることができず 入り口は様々な場所にある。そこからテレポートで一瞬にして来ることができるのだが 生まれて12年……やっと 念願だったこの島に着た。

「ここから 全てが始まるんだ……」

ずっとこの日を待っていた。
魔法島には魔法が使える者だけが通える学校がある。
その名も八代学園。予科2年と本科3年で構成された5年制の学校であり 主に普通の勉学に加え 魔法のことも習える学校である。

この学校で わたしは成し遂げなければならないことがある。
その為に ここまで来たのだから。
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