あなたのギャップにやられています

カットソーの裾から木崎君の少し冷たい手が入ってくる。
やがてそれは私の胸へと到達して……。

目を閉じて彼にすべてをゆだねると、彼もそれがわかったようだ。


こんな風に誰かに触れられたのはいつ以来だろう。

彼の肌の温もりが、私をトロトロに溶かしていく。
そして、心も……。


「ん……」


恥ずかしくて声を我慢しようとしても、どうしても出てしまって。
私が小さなため息を漏らすたびに、彼は愛おしそうに私を見つめる。


部屋がほんのりと暖まってきた頃、私の全身は真っ赤になっていた。

息があがる。
彼に触れられるだけで。


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