あなたのギャップにやられています
「いやっ、止めて……」
そう言っても今度は止めてはくれなくて。
もう、息を荒げて彼にしがみつくしかなくなってしまった。
「すごく可愛い」
会社でいつも隣に座っている木崎君にすべてをさらけ出すなんて、恥ずかしくてたまらない。
けれど彼は、いつもとは違う男の顔で少し意地悪な言葉を吐きながら私を翻弄する。
ずっと私がリーダーシップをとってきたはずなのに、まるで形勢逆転だ。
あの中性的な彼が……このギャップに驚きつつ、心臓が高鳴る。
「好きだよ」
少し潤んだ瞳でそう言われると、私も感極まって泣いてしまいそうだ。
こんなに優しくされたのは初めてだ。
木崎君の行為はとても激しいけれど、決してひとりよがりではない。
私がどうしたら気持ちよくなるのか、ずっと考えてくれている気がするのだ。
彼の溢れんばかりの愛を、全身で教えてくれているような。
私の目尻から零れそうになった涙をそっと拭った彼は、ゆっくりゆっくり私の中に入ってきた。