あなたのギャップにやられています
驚くほど筋肉質だった彼の体が、私を優しく包み込む。
私の体の横についた腕の筋肉が、くっきりその筋を際だたせていて、思わずそれをつかんだ。
あんなに寒かったのに、ほんのり汗ばむほど激しく絡み合って。
「冴子……好きだ」
返事もまともにできないほど彼にメチャクチャにされて、必死に彼を受け入れる。
木崎君とのエッチで、私はとても満たされた。
元彼に愛されていると勘違いしていたのはどうしてだったのかと思えるほど、気持ちのこもったエッチがこんなに気持ちがいいのだと知った。
何度も何度も「好き」という言葉をくれた木崎君は、少し意地悪な言葉を吐きながらも、ただ本能のまま動くのではなく、時々私をギューッと抱き寄せ、私の目をじっと見つめてから、何度も何度もキスを繰り返した。
体がひとつになるだけの行為ではなかった。
確かに心も重なったと感じた。
なぜだか涙が止まらなくなった私をじっと見つめた彼は、私を強く抱き寄せる。