あなたのギャップにやられています
「木崎くんって、ひとり暮らしだっけ?」
「えぇ、そうです。なんなら一緒に住みます?」
「は?」
かみ合わない会話と、いつもと違う木崎君。
なんだか私たち、すごーく変だ。
「あそこ。私の部屋、あそこの3階」
もうここでいいという意味だったけれど、彼はそのままついてきた。
「へぇ、結構オシャレなとこに住んでるんですね」
「うん。まぁね。見た目が気に入ったんだけど、ちょっと変な男の人が住んでて」
「変な男?」
「時々突然訪ねてきて、たくさんもらったからお裾分けと言っていろんなものくれるんだけど、昨日は遅かったですね。とか言われてちょっとね」
私が軽い気持ちでそう言うと、木崎君は突然歩みを止めた。