あなたのギャップにやられています
「すごくいいでしょー。
マスターにこれを見せてもらって雅斗君のファンになったのよ。
いつか抱いてもらうって決めたのもこの時」
ものすごいキラキラした顔をしている百合ちゃんに、なんの言葉も出てこない。
恋する乙女そのものだもの。
ま、いいや。
苦笑するマスターと、全くマイペースな百合ちゃん。
ここ、すごく楽しい場所かもしれない。
「百合ちゃん、もう諦めなよ。
だってこの絵の子が来ちゃったら勝てないだろう?」
「いやーん。悔しい!」
いや、実際のところ、このパワーに勝てる気がしないんだけど?
その後百合ちゃんは、私に雅斗の絵の講座をしてくれた。