あなたのギャップにやられています

「なんだよ、真剣なのに」


雅斗はそう言いながらも私に優しいキスを落とす。


「今日ね……」

「ん?」

「あはは」

「なんだよー」


私の顔を覗き込んだ彼は、私の隣に横たわると首の下に手を回して腕枕をする。


「えへへ」

「なんだよ、言わないと触るぞ」

「はっ、どこ……」


雅斗はそう言いながら、開いたほうの手を腰のあたりに滑らせて次第に上に。


「や……言いますっ」


慌てて体をよじったけれど、腕枕しているほうの手にすぐ引き戻されてしまった。


「吐けー」

「あはは。百合ちゃんがね」

「はっ!」


すごく驚いた顔をしている雅斗に、また笑ってしまう。

< 235 / 672 >

この作品をシェア

pagetop