あなたのギャップにやられています

最近、ドンドン仕事が舞い込むようになった雅斗は、以前に比べたらずっと忙しくなっている。
その分残業も多いし、家に持ち帰る仕事も。


徐々に仕事が増えていったから、今は当たり前のようにこなしているけれど、ヒット作を出す一年前に比べたら比べ物にならない忙しさだ。

そっか……仕事の成功を喜んでいたけれど、その分彼は好きな絵を描く時間がなくなっているんだ……。


それから百合ちゃんと、ゲラゲラ笑いながらくだらない話をしていたら、少し元気が出てきた。


「そろそろ帰ります」

「あらそう? 私も」


私は百合ちゃんと一緒に、駅まで歩くことにした。

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