あなたのギャップにやられています
雅斗の言葉を、ただ静かに聞く。
彼と離れ離れになっちゃうんだって、百合ちゃんと話して認識したけれど、それより彼がこうして認められたことのうれしさの方が勝っていて。
だって、ずっと願っていたことが叶うんだもの。
もしかしたら、雅斗の口からイギリス行きのことを聞いたら、もっと心が荒立つのかもなんて思ったけれど、やっぱりそんなことはなかった。
それは、多分……雅斗は私を捨てたりしないだろうという、予感めいたものを信じているからなのかもしれないけれど。
でも、私の予感なんて……実際、元彼は違う女と結婚までしてたわけだし。
あれ、ちょっと不安になってきた。
ああっ!
ボンキュッボンも忘れてた!
ハッとして頭を上げると、雅斗は驚いたのか私の顔を覗き込んだ。