あなたのギャップにやられています
彼は相変わらずキスがうまい。
ほんのちょっと触れて離れた後、もうちょっとしててほしいなんて思ったところを、今度は濃厚なキス。
すぐに舌を割って入ってきた彼は、私の頭を抱えながら角度を変えて何度も何度も唇を犯す。
「ちょっと、待って」
ダメだ。流されたら。
今はもっと話し合わなければ。
「ちょっとだけ待てばいいんだ」
「ん?」
「3,2,1……時間切れ」
彼は私のバスタオルの結び目に手をかけて、あっという間に解いてしまう。
「ダメっ」
床にストンとタオルが落ちると、雅斗は私の露わになったCカップを片手で包んだ。
「雅斗、ちょっと」
「冴子、今はお前が欲しい。どうしても抱きたい」
今度はすごく真剣な目をしてそう言う彼に、ドキッとする。
私だってあなたが欲しい。
離れなくちゃいけないかもしれないという不安を、一時でも忘れたい。