あなたのギャップにやられています
額と額をこつんと合わせた彼は、ゆっくり唇を近づけてくるけれど、今度はすぐには触れない。
彼の吐息を感じるだけで胸が高鳴る。
焦らさないで、早くキスして。
間近で見つめ合うという行為は、"好き"を加速させると思う。
鼻の先だけ触れながら、彼に視線で犯される。
「冴子……」
彼の甘い吐息とともに吐き出された私の名に酔いしれる。
「ん……」
やっと唇が触れると、突然激しくなる彼のキスに、やっぱり私は溺れていく。
そのままベッドに押し倒されて、全身に彼のキスを受ける。
いつもより丁寧な愛撫は、すぐに私を夢中にさせた。
「あっ……雅斗」
今日は理性はいらない。
彼が求めるならすべてをさらけ出して彼を包んであげたい。
私のありったけの愛情と温もりで、惑う彼の心を穏やかにしたい。