あなたのギャップにやられています

「えっ……あっ……」

「冴子、シよっか」


あまりに真剣な顔をして私を見下ろすから、思わず頷きそうになってしまう。
でも……。


「シ、シないわよ!」

「えーっ、シないの?  で、なにを?」


その言葉を待ってましたと言わんばかりに、ニヤリと笑う木崎君。
この人、ドSだ。究極のドSだ!


「冴子が嫉妬させるからだよ?」


そんなつもりございませんと首を激しく振ると、やっと私の上からどいてくれた。


「あんまりいじめると、冴子死んじゃいそうだから、今日はこれまでにしておくよ。その代わり、一緒に寝るからね?」

「一緒に?」


彼がちらっと目を移したのは、どう考えてもふたりでは狭いシングルベッド。



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