あなたのギャップにやられています
拒否しなくちゃと思うのに、体が言うことを聞かない。
なんだかんだいっても、彼からの告白が嬉しいんだなんてどこかで感じて。
ずっと仕事で一緒だった彼は、ここ何年かで、私の一番近くにいる人だった。
そして私は彼の作品の一番のファンで、「もう仕方ないなぁ」なんて言いながらしていた手伝いだって、全然嫌じゃなくて。
むしろ楽しかったんだって。
「冴子」
私から唇を離した木崎君は、はじめて聞くような色っぽい声で私の名を口にする。
濡れたような瞳と切なげな彼の顔が、私の心臓を高鳴らせる。
「そんな色気のある顔で挑発するなよ。我慢にも限度があるぞ?」
「えっ……」
そのまま私の肩を押して、床に押し倒す。