あなたのギャップにやられています
途中で寝室に運ばれた私は、彼が果てた後ぐったりとベッドに横たわった。
「はぁ……はぁ……」
ものすごく息が上がっているくせに、雅斗は何度も私の唇についばむようなキスをする。
やっぱり、愛されてると感じる。
元彼なんて、やることやったら、さっさとタバコ吸ってたもん。
「冴子、ごめんな」
「ううん、私も言い過ぎた」
雅斗との喧嘩は新鮮だった。
だけど、こうやってぶつかり合うのも、たまにはいいかもしれない。
『冴子と一緒なら、きっとどんな夢も叶う』
あの丘で星に手を伸ばしながらそう言った雅斗のキラキラした瞳を思い出す。
私だって一緒にあなたの夢を叶えたい。
そして、あなたの満面の笑みってやつを一番近くで見たい。
だけど、私はとびっきりのアゲマンになるって決めたの。
中途半端なのはイヤ。