ブラッディ トゥ ナイト
どうやら電話の相手が出たようだ。
『今から神社近くのパーキングまで来い。すぐにだ。早くしろ』
茶髪男は用件だけ言うと、すぐに電話を切った。
『すぐに来るぜ』
茶髪男の言う通り、5分もしないで、黒縁眼鏡の細身の青年が走って来た。
その青年は3人の男に怯えながらパーキングエリアに入って来て、すぐに私を見つけた。
『んんんッ!!んーッ!んーッ!!』
必死に助けを求めた。
お願い、私を助けて!
警察に連絡してッ!!