strawberry tea
『何?初デートが公園じゃ嫌?』
ニヤニヤと笑う守谷蓮。
……っ!!?
何コイツ!!!
てか守谷蓮は意外にも王子様みたいな性格じゃないんだ!!!
訳分かんないっ!!!
「そうじゃなくって!!
ってかあんたなんかと付き合ってないし!!」
何なの、コイツ!!!!
すると守谷蓮がズボンのポケットに手を突っ込み、呆れたように言った。
『あんたじゃなくて、蓮、ね?』
そう言った守谷蓮は、きれいな瞳であたしを見つめた。
ドキッ……
吸い込まれそうな、綺麗な茶色の瞳。
「守谷蓮って言ってるじゃない!」
一瞬早くなった胸の鼓動。
……ありえないっ
『違ぇよ、蓮って呼び捨てにして。』
そう言うと蓮はブランコを降り、あたしの目線とあうように軽くしゃがんだ。
………っ、何!?
てか……
顔ッ……近い!!!!
あたしの顔が熱くなるのが自分でも分かる。
『顔赤い。』
蓮はそう言って微笑み、あたしの頭を撫でた。