永久に。
急に唇に触れた、温かい先生の唇。

「先生…急にどうし…「慧って呼んでよ」

「え?」

「ね?」

「…///さ、慧…」

「よろしい」

先生、じゃなかった、慧は、そう言ってまた優しく、わたしの唇にキスを落とした。



ねぇ、先生?
きっとわたしたちはこれからたくさんの苦難を乗り越えなきゃいけないけど、それ以上にきっと、わたしたちの絆は強いよね?



このころは、まだそう思っていたの…

< 11 / 19 >

この作品をシェア

pagetop