永久に。
すると慧先生は、すっ…とわたしに近づいてきた気がした。

「来てくれてありがとな。美桜も、大空のとこいるかと思ったが、まさかここにくるとは…。」

すぐ近くで、そんな声が聞こえた。

「わたしは、慧先生に会いたくて…。」

「んな可愛いこと言うなー。あ!美桜に見せたいものがあんだ!」

そう言って、慧先生は1つのスイッチのようなものを持ってきた。


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