Be yourself!
なに、かまえちゃってるんだろ……。
物怖じしないっていうのが私の長所じゃなかったっけ?
なんだかもやもやする……。
「藍田さん、ちょっとー」
「はいっ!」
バックステージのテントには、たくさんのバンドが溢れていた。
仕事しなきゃ、仕事!
気を取り直して、有田さんのもとへと走る私。
名刺を取り出して、有田さんの隣に立つ。
「『helix』所属のSaw Atのマネージャー、藍田と申します! よろしくお願いいたします!」
「こちらこそ、よろしく! Saw Atと一緒って、嬉しいっすよ!」
「えっ、本当ですか、ありがとうございます!」