The High School Teacher ~あたしの大好きな先生~
「リナー、着替え終わっt…っ!リナ今すぐ結婚して!!」

控え室で1人で考え事をしながら準備してたら、あたしを呼びに来たであろう百合恵の謎な発言が聞こえてきた。

「えっ?ちょっと百合恵何言ってんの?」

「だって、リナの男装すごいカッコいいからさぁ。リナが本当の男なら間違いなく惚れてた!」

「リィチィ?ユリ?何騒いでr…うわぁ!!リィチィカッコいいぃ!!」

百合恵と萌があたしの男装を見てキャーキャー騒いでる。

でも騒いでる2人も男装がかなり似合うと思うのはあたしだけ?

百合恵の方はなんかツンデレそうな感じが良い。

萌の方は年下のやんちゃっ子みたいで可愛い。

『遅い!!3人とm、うん!いける、お金のにおいがする!!ってことで早くカフェの教室行って、位置について!文化祭始まるよ!!』

…お金のにおいって(笑)

「リィチィー、早くしないと怒られちゃうよぉ!!」

「はーい」

あたしは慌てて百合恵と萌の後ろについて行く。

『3、2、1、開店でーす!!』

あたしが自分の持ち場に着いた時、校内放送で流される文化祭の開会宣言と同時に我がクラスのカフェが開店した。


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