沈丁花
高1の冬
高校に入学して5ヶ月も経ったのに…勉強についていけない。
初めての教科にとまどいながら…「漢文」に苦戦する毎日。

【こんなはずじゃなかったのに…。国語は得意だったのになぁ】


そんなとき出会ったのが「先生」だった。
教わったこともないし何の接点もなかった人。
生物室にいつもいてなぜか白衣を着ていて…【国語の先生なのに変なの。でも優しそう。】
それが第一印象だった。


彼に漢文を教わって…
ふたりっきりの小さな部屋。
頭を撫でてもらったとき…くすぐったいような感じがした。日だまりのなかにいる子猫の気分。
ぎゅぅって抱きしめられたらどんなに心地良いんだろう…
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