俺様ヤンキーと平凡女子


「お前って、何で真面目軍団にいんの?」

「ん〜。何でだろ〜な。気付いたら入ってたってゆ〜か、無理矢理入れられたんだよな〜。まだ真面目だった頃にさ〜」


何か、大変そうだな。


「でも嫌になってさ〜。今は女の子とイチャイチャするのが、一番楽しいし〜」


俺に向かって決めポーズをする愁。


「ま、これからよろしく〜」

「おー」




★空side




「藍兎と愁との出会いは、こんな感じだった」

「何かその頃から、神宮寺愁が出来上がってたんだね」

「ハハッ。まーな。あの頃は愁のこと、ぶっちゃけ大嫌いだったんだけどな」


咲本凪裟が神宮寺愁のこと嫌っていただなんて、今は考えられないよ。


あんなに仲良いのになぁ。

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