俺様ヤンキーと平凡女子


「それより凪裟」


「ん?」



「『ん?』じゃないよ!!結構ここ深くない?」




水面は丁度あたしの首くらい。



背伸びして歩いてるけど、結構キツい。



凪裟は背が高いからまだまだ余裕みたいだけど、あたしみたいなチビには拷問って言っても過言ではないと思う。





「あ、わりぃ。


でも…。やっと二人きりになれた」





な、何なのっ!?


この甘過ぎる雰囲気は!!




< 202 / 203 >

この作品をシェア

pagetop