『 虹色ドロップ 』
小林美樹(こばやしみき)


会社から自宅に戻ると!?

ポチ(愛犬)が何かをくわえていたので…


「ポチ。何それ?」


ポチから取り上げて見てみると!?

ドロップの缶である。


何気に蓋を開けると中から取扱い説明書が出てきた!?


『これはペット用で人間には与え無いでください。』

「何!これ!?」


驚いて床に落としてしまう。

すると中から桃色ドロップが転がって、ポチが食べてしまった!






そしたら、擬人化したポチが…


「お嬢様。そんなに驚かないで。」


「どうしちゃったのポチ!」


「いいえ、僕はポチじゃありません。執事と呼んでください。」


「えっ!執事?」


「お嬢様の願い事を叶えて差し上げます。」


「うーん、願い事ね!?あっそうだ、中世ヨーロッパ時代に行きたい。そこで、マリー・アントワネットになりたいかな?」


「そうですか、では叶えましょう。」



小林美樹はだんだん記憶が遠退いてくる。






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