WANTED
「そう、**公園。
怖そうなお兄ちゃんに捕まってるんだよね?
だから助けに来てよ、福原伊吹君。」
類君。
福原君がくるわけないよ。
私の事嫌ってるんだから。
「おい、今こいつ福原って言ったか?」
え?
何この動揺。
「しかも伊吹って……」
さっきの電話から何を悟ったのかいきなりビクビクし始めるヤンキー二人。
「あ、俺達違う用を思い出したからやっぱり君とは遊べねえわ。」
「そうそう。
だからじゃあね!」
私の腕を離すと二人はそそくさと逃げて行った。
何だったんだ、あれは。