【完】結婚からはじまる恋《1》
GOODEND*幸福への一歩

ー深幸sideー

私たちは午後から買い物に出かけた。


近くの大手スーパーと思っていたけど。


頼は郊外のアウトレットショップに向かった。



「スーパーは?」



「…まずは新生活に向けて…色々と揃えないと」



「新生活ですか?」



「ああ」



頼は私との結婚生活に向けて、必要なモノを揃えるらしい。



「まずは食器だな」



確かに…食器棚を開けると中はスカスカ。


仕方がなく不ぞろいな食器で朝食を盛り付けた。



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