【完】結婚からはじまる恋《1》
「…美愛ちゃん・・・」



「頼・・・」



私は頼の腕の中に飛び込み、抱きついた。




「…おい!?頼」


晃さんが入ってきた。



「おいっ!?お前ら何してんだよ!!?」



頼は晃さんに怒鳴られ、私を突き放した。




「…誤解だ!晃…深幸が静岡から義父を呼んだんだ」




「何だって!?」


晃さんも事情を知っていた。




< 263 / 274 >

この作品をシェア

pagetop