流星群 ‖
それから3人は唸り出す
蓮「とりあえず、お前しかそいつは見張れねぇし、つかなんで他の男と同じ部屋なんだよ。」
星「それ!普通さ1人とかせめて蓮達と一緒とかさ配慮ないわけ?」
と責めると空きが無いだのかんだのと言い訳ばかりで話にならなかった
ま、見張るには都合がいいし
とりあえずはこのままにしとく事にした
蓮にはみっちり指導を受けました
部屋には入れるな見せるな近づくなと
なんの三原則だよ
しかも見せるなってドア開きゃ中見えるだろ!
とか言えないので黙って頷いた
そして今晩も星の観測へ
もちろん雅は出て行った
そしてまた聞こえる誰かの罵声と誰かの唸り声
リンチか虐めそれはたしか
だけど暗いし声は混ざってるし
特定が出来ない
なんで男ってみんな声似てんのさ
でも、確かに聞こえた
久保田って言う雅の声
私は確信して突っ込んだ
奏「へぇー。雅ってそういう趣味?1対5とかさいい度胸してんね?」
雅は一瞬目を見開いたが次にはもう朝の彼はいなかった
雅「チッ、ばれたか。んだよ、まさか止めに来たの?1人で?お前こそ度胸あんじゃん?おもしれぇー。おい、あいつが先だ!」
あーあ星の観測したかったのにー
お前今日は土星が見えるんだぞ!
慧「お前、また!危ねぇよ!」
奏「うるせぇ!黙ってろ!人の心配する前に自分の心配しやがれカス!」
すると慧矢は黙りこくってこっちをみてた
喧嘩はなこうやるんだよ
バキッ
ドカッ
バシッ
ボコッ
ドスッ
ハイ、終わり
雅も弱っちーなww
奏「おい、てめぇ、慧矢に土下座しろや。あ?できねぇんならもっとやろうか?」
雅「し、します、します!.......もうしません。すいませんでしたっ!」
奏「次見つけたら、許さねぇ。仲間にも言っとけ。いいな。」
雅「は、はぃぃぃ!」
と言って彼らは去ってった
奏「おーい。大丈夫かぁー?意識ある?今日土星見えんだよ。お前も見る?」
慧「え、お、おう。ってかお前強過ぎ。それこそ1対5って.......お前何者?」
奏「何者ねぇー。ただの転校生。名は無月奏。言ったろ?月が無いって。俺みたいだよなー。月は形はあるけどさ、必要って言う人いないじゃん?いてもいなくても同んなじなんよな。だけど月は夜を照らすから必要かぁー。要らないの俺だけだな。」
おっとまた1人でペラペラと
慧矢がボソッとなんか言った気がしたけど聞き取れなかった
奏「ん?」
慧「だから、お前は要らなく無い!」