流星群 ‖
つか、人多っ‼
慶も雅もバテてるしww
奏「ちょっと出てくるー。」
慶「お、おう。元気だなーお前。」
奏「お前はジジイか。まだ高2だろうが。」
雅「仕方ねぇよ。こいつは女嫌いだから。」
奏「なるほどな。じゃ、後よろしく。」
雅「おうよ。」
と私は教室を後にした
女嫌い、か
バレたら嫌われものだね
騙して仲良くしてたなんて
私は詐欺師だよ
少し暗くなりながら3年の階に来た
この格好だからかなり目立つ
きゃーあの彼イケメーンとか聞こえるけど生憎私はおなごですぞ!
とか言えたら楽なんだけど
ここは男子校だから
口が裂けても言えないの
3-A執事喫茶
そんな看板がこの階ではえらい目立ってた
それに惹かれるように入ると
「お帰りなさいませ、ご主人様。」
とカラフルなイケメンさん達が膝を付いていわゆる執事ポーズをした
周りの客や外にいた客のきゃーと言う声に若干嫌気が差す
その中にバッド野郎を見つけた
バ「あ、あの日のチビ。何しに来たんすか?」
貶すか敬うかどっちかにしろや
なんか気持ち悪りぃわ
奏「あのさチビ言うな。敬語使うな。俺は奏だ!ってかれ......じゃなかった侑と昴居る?」