流星群 ‖




つか、人多っ‼









慶も雅もバテてるしww









奏「ちょっと出てくるー。」
慶「お、おう。元気だなーお前。」
奏「お前はジジイか。まだ高2だろうが。」
雅「仕方ねぇよ。こいつは女嫌いだから。」
奏「なるほどな。じゃ、後よろしく。」
雅「おうよ。」












と私は教室を後にした









女嫌い、か














バレたら嫌われものだね











騙して仲良くしてたなんて














私は詐欺師だよ










少し暗くなりながら3年の階に来た










この格好だからかなり目立つ








きゃーあの彼イケメーンとか聞こえるけど生憎私はおなごですぞ!













とか言えたら楽なんだけど









ここは男子校だから









口が裂けても言えないの











3-A執事喫茶









そんな看板がこの階ではえらい目立ってた








それに惹かれるように入ると











「お帰りなさいませ、ご主人様。」










とカラフルなイケメンさん達が膝を付いていわゆる執事ポーズをした












周りの客や外にいた客のきゃーと言う声に若干嫌気が差す










その中にバッド野郎を見つけた










バ「あ、あの日のチビ。何しに来たんすか?」












貶すか敬うかどっちかにしろや










なんか気持ち悪りぃわ









奏「あのさチビ言うな。敬語使うな。俺は奏だ!ってかれ......じゃなかった侑と昴居る?」
















< 99 / 284 >

この作品をシェア

pagetop