Second Light



「胡桃からキスしてくれねぇ?」


「……無理……だよ…」



恥ずかしいのに、何でこれを幸せだと感じるのかな?



「じゃあ、俺からするし。」


「えっ………ん!」



答えなんて返ってこないのに……答えが知りたい。




「口、開け。」


「ん………っ…ふ、ぁ………」



「声、抑えるな。」


「やぁ………」




こんなの自分じゃないのに、『幸せだからいいか』なんて思ってしまう。



こんなに幸せなのは、守りたい大切なあなたがいるから。




「「愛してる」」




あなたが幸せをくれるから



あなたを幸せにしたいと思った。




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