Second Light



「手、………握って…」


「ん……りょーかい。」



その意地悪な笑顔と



「……あ、………?!」



「力むなよ……」



その優しい声に


溺れてしまうから。



そんな自分が可笑しくて、逃げたいのに、



「やぁ……じゅ、ん!……潤!」



「逃げんな、胡桃。逃がさねぇ。」



逃がしてはくれない。



逃がさないで欲しい。




「潤……!っ」


「胡桃……好きだ」




潤、好き………愛してる。




「………っ!……!」


「……は、………」




心の底から、あなたを永遠に愛します。




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