向日葵。
「じゃあ、まず自分のなりたい委員会を書いて投票してくれー」
先生は正方形の紙を配る。
...川口君も学級委員にならないかなぁ...
あたしは腕の隙間から後ろの川口君を盗み見する。
「へ..?/////////」
...どうして?
期待しちゃうって...
どうして、またあたしのこと見てくれてるの?
腕の隙間からでもしっかりと合った目。
―ドキドキドキドキ
目が合って、また川口君から逸らした。
変な期待...しちゃうから、やめて。