向日葵。






「なぁ百瀬...って、え?」






あたしが隣にいると思ってたんだろう。






横を向いて話しかけてる川口君。







可愛すぎる..!







そういうのも見たいから後ろにいるんだよね...







「ごめんごめん!あたし後ろ」







「は?え?...ってなんで?」







笑いながら聞かれた。








「えーっと...場所わかんないから、ついて行こうと思って..」






「隣でもわかるじゃん~ハハハッ」






「えへへ、だよねぇ~」








あたしはゆっくり川口君の隣に移動した。








―ドキドキドキ








隣を歩くのがこんなに緊張するなんて。









でも、隣で歩いたのはたったの数歩。










もう3組についてしまった。










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