恋のリハビリをあなたと
……私は彼の胸の中にいた。


「……なんだよ、それ」


私を抱きしめたまま、今度は彼が話し始めた。


「俺焦ったんだからな。幻滅なんて言われて、真美ちゃんに軽蔑されて、嫌われたと思った」


そんなことある訳ないのに。そんなんだったら、嫉妬なんてしていないよ。

静かに首を横に振った。


「……理由が可愛すぎる」


「可愛いって///」


不意に出てきた言葉に、つい照れてしまった。


予想していなかった分、どう反応していいか分からない。


「だって、真美ちゃんは、自分に嫉妬してるから」


「――へ?」


え?今、何て言った?

自分に嫉妬って、どういうこと?

< 123 / 141 >

この作品をシェア

pagetop