恋のリハビリをあなたと
初めて、人に話したことだった。


ずっと秘めてきた思いを、やっと消化できた思いを。


「私、余計なこと話ましたよね?」


「どれかな?初恋のは「あーー、その先言わないでいいです」


私が遮ったことが、気に入らなかったらしい。


上半身だけ起こしていた私は、さっきまで寝ていたベッドへと、再び押し倒されていた。


視界に入るのは、少し不機嫌な顔をした、彼だった。




「どうしたんですか?」


今にも襲われそうな雰囲気ではなかったから、とりあえず聞いて見ることにした。


「……別に」


不貞腐れたような表情に、なんだか可笑しくなった。


……なんか、可愛いかも。


「とりあえずさ、敬語やめてくれない?同い年なんだし」


「へ?」


予想していなかった、彼の言葉に、間抜けな声が出てしまった。

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