恋のリハビリをあなたと
え?何で?どうして?


穴から見えた光景に、驚きを隠せなかった。



――ピンポーン。


私の行動が見えているかのようなタイミングで、再び鳴ったチャイムに、ハッとしたと同時に、開きっぱなしになっていた口にも気付いて、慌ててまずは口を閉じることにした。


ドアを開けるか、すごく迷った。


だって……自分の格好を、玄関の姿鏡で見て、冷静になった。


これじゃあ、開けられるわけないじゃない。こんな、寝起きの、メイクもしてない格好で。


よし、居留守にしよう。
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