恋のリハビリをあなたと
「実はね……」


私は亜美に話すことを決めた。


誰かに話せば、自分の感情とも向き合うきっかけになってくれると思うから。


そんな相手、今の私には亜美しかいないから。


毎日のお弁当のこと。明日のこと。掻い摘んでだけど、概要は洗いざらいしゃべった。


その間亜美は、私の話を邪魔することなく、しっかり聞いてくれた。


「それってデートだよね?亜美は池田君のこと好きなの?」


明日の話に、食いつく亜美に、やっぱりかと思った。


気になり始めていることは確か。


けれど、彼の評判と彼を取り巻いている女の子たちの存在が、私に彼はダメだと言っている気がしてならない。


だから、好きになってはダメな人だと思っている。
< 77 / 141 >

この作品をシェア

pagetop