恋のリハビリをあなたと
知りたくないと思っていた一方で、大地さんに話してしまったことで、私の気持ちはスッキリとしていた。


そんな私に気付いたのか、しばらく話をした後に、私の家まで彼の車で送ってくれた。


沈んでいたことなんて忘れてしまうような、そんな気持ち。


ただ1つ後悔した。


私の話ばっかりで、結局大地さんのことを聞けなかった。


あの噂というか、評判の真相を本人から聞きたかったのに。


いーや、本当は聞けなかったんだよね。勇気がなくて、心のどこかで聞きたくないと思っていて、聞けなかった。


知りたいけど、知るのが怖い、そんな矛盾した考えが、私の頭の中を埋め尽くしていた。

< 86 / 141 >

この作品をシェア

pagetop