ハートフル・アーツ
「俺は最初からお前をぶっ倒すつもりで来てる。」

幸大が言う


「この中じゃ一番弱そうな見た目だが、俺の勘が告げてる。

お前が一番厄介だと。


なぁ、俺の仲間にならないか?」

永塚が言う

「悪いけど、俺は美女に囲まれてないと嫌なんだよ。

それにウザったい奴らのチームになんか居たら、俺までウザくなる。」

幸大が言う


「言ってくれるじゃん!!」

相楽が走ってくる


「ちょっと待ちなさいよ!!」

シェリーが言う


ジャラッ…ガシャンッ!!


相楽は瓦礫の中から鎖と鍵を取り出すと幸大の両手を縛り鍵をかける


左右の足を落ちてきた瓦礫から一部が見えてる鉄筋に鎖を巻き付けて鍵をかける


「さて、こいつの手、左右の足、合計3つの南京錠に鍵が掛かってる。



近藤、優希!」


相楽が2本の鍵を投げる


「さーて、リーダーは心置きなくこいつを殺してくれ。



面白いゲームの始まりだろ?


こいつの解放には四天王…今や三天王だが。

つまり俺たち3人を倒すしかこいつの助かる道はない。


が、時間が掛かったり俺たちを倒せなきゃこいつは死ぬ。




さぁ、ゲームスタートのゴングをならしてくれ、リーダー!!」

相楽が言う



「くっくっく…

だからお前は最高だ、相楽!


さぁ…ゲームスタートだ!!」


バキィッ!!


永塚が幸大を殴り飛ばした


「がはっ!?」

幸大が吹き飛ぶ
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